気をつけて! 戸建編

●間取りの変更できない工法があります
戸建の場合、マンションのような集合住宅と違って、配管なども移動することは可能ですが
建物の工法によっては、それが出来ない場合もありますので注意しましょう。

《軸組み工法》      
建物を、梁や柱型で支える工法で、内部のレイアウトを自由に変えることが出来ます。
昔からある工法で、
「木造軸組み工法」といいます。
ほかに
「鉄骨軸組み工法」、鉄筋コンクリートで柱と張りが接合される「ラーメン構造」などがあります。
ただし、筋交いの入った柱は、取り外しが出来ないので、注意です。


《壁式工法》
この工法は、建物を壁(面)で支えいます。ですから、むやみに壁を取り外すことは出来ません。間取り変更をお考えの方、気をつけてください。
よく耳にする
「2x4(ツーバイフォー)工法」や、「パネル工法」などがこれに当たります。この他に鉄筋コンクリート造(RC造)などもあります。
●上階に浴室を設置する場合は、防水処理は必須です!

2階以上の上の階にお風呂を移動して、バスルームの開放的なリフォームがはやっています。でもその時は防水処理は必ず行ってください。もし、水漏れが起きた場合、カビ、腐食などで部分的補修ではすまなくなります。
水漏れの心配のない、システムバスをおすすめしますが、金属防水板・モルタル防水下地・シート・アスファルト防水などの、何重にも及ぶガードが必要です。


建築基準法をチェック!

増改築を行う場合
10u以上になると、建築基準法に適合していることを示す「確認済み証」を発行してもらわないとなりません。
防火・準防火地域以外で10u以内の増築であれば、確認申請の必要はありません。防火・準防火地域かどうかわからない方は、市区町村の建築指導課に問い合わせると、教えてくれます。


●ご近所への挨拶、忘れないで!

簡単なようで、ついつい、おろそかにしがちなのが、ご近所への気配りです。
工事期間中は、どんな些細なことでも、トラブルの種になりがちですので、工事が始まる前には忘れずに、ご挨拶をしておきましょう。
せっかくのリフォームも、お隣近所との間に、溝が出来てしまっては、がっかりです。



戻る